読む順序
別々の2枚ではなく、裏返す体験を設計する
表面は最初に目を留めてもらうきっかけをつくります。裏面は、めくった先に役立つ情報を用意します。顧客がカードを裏返す前に何を理解し、その後に何がより明確になるべきかを決めてください。
両面が注意を奪い合うなら、カードが果たす最も重要な役割をひとつに絞り直します。内容を各面に割り振る前に、EC商品の同梱カードに何を記載するかを読んでください。
各面の役割
表面で認識を促し、裏面で内容を補う
- 表面
- ブランドを示す要素、短い見出し、最初に注目してほしいメッセージひとつ。
- 裏面
- 説明、サポート、条件、URL、QRコード、または表面から続く行動ひとつ。
- 両面共通
- ひとつの配色、書体システム、余白のルール、認識しやすい視覚モチーフ。
裏面は余ったスペースではありません。文章を書く前に、明確な役割を与えてください。
3段階のフレームワーク
割り振る → つなぐ → 削る
- 割り振る:各面の役割をそれぞれ一文で書きます。
- つなぐ:両面で共有する配色、書体、余白、配置、モチーフを選びます。
- 削る:重複する文章、競合する行動喚起、Webページやサポートページに置くべき詳細を取り除きます。
まず表面だけを読み、次に表面から裏面へ続けて読んでください。その順番で意味が通り、なぜ裏面があるのか顧客に推測させない構成が必要です。
対になる構成
同梱カードの表面・裏面、5つの構成例
- お礼
- 表面:短いお礼とブランドを示す要素。裏面:お手入れ方法またはサポートへの案内。
- 初めて使うとき
- 表面:最初の操作と商品名。裏面:番号付きのセットアップ手順と問い合わせ先。
- 再注文
- 表面:何を再注文するか明確に伝える案内。裏面:正確な商品URL、または遷移先を明記したQRコード。
- お手入れ
- 表面:最も重要なお手入れ上の注意。裏面:販売者が提供する残りの手順と警告。
- ギフト
- 表面:ギフトメッセージと視覚的な見せ場。裏面:正確で必要な場合に限り、引き換え、残高、有効期限、サポートの情報。
こうした役割の実例は、有料顧客Pawmoirの同梱カード事例(英語ページ)で確認できます。納品された表面・裏面のSVGデザインデータと、提供された印刷物の写真を掲載しています。
これらは独自の情報構成例であり、特定のレイアウトによってレビュー、再購入、ロイヤルティ、コンバージョンが増えるという主張ではありません。メッセージは各ブランドの顧客と運用に照らして検証してください。
視覚的なつながり
すべての要素ではなく、ルールを繰り返す
- 両面で同じ書体ファミリーを使い、情報の優先順位に整合性を持たせます。
- 裏返しても、基調色または素材を想起させる要素をひとつ残します。
- 構図を丸ごと複製する代わりに、モチーフ、罫線の扱い、グリッド、配置を再利用します。
- 情報量が多い面では余白にゆとりを持たせ、装飾を減らします。
- 説明や行動喚起を優先すべき場合、ロゴの主張を抑えます。
最終サイズでの確認
画面上だけでなく、実物のカードを確かめる
- 予定する実物サイズの100%で両面を印刷します。
- 表面の主なメッセージが一目で分かるか確認します。
- 裏面に明確な読む順序があり、主要な行動喚起が多くてもひとつか確認します。
- 名前、URL、コード、説明、特典、条件、サポート情報をすべて確認します。
- 印刷した校正刷りのQRコードを複数のスマートフォンで試します。
- 向き、サイズ、塗り足し、安全域、用紙、加工、色、入稿ファイルの要件を印刷会社に確認します。
重要な文言は端や折り目から離してください。小さな文字が必要なら印刷会社の助言を受け、印刷実行を承認する前に実物の校正刷りを確認します。
名刺を作る予定ですか。その場合は表面と裏面を設定する前に、名刺サイズのガイドを確認してください。
よくある質問
同梱カードの表面・裏面に関する質問
同梱カードの表面には何を載せるべきですか?
表面は認識のために使います。ブランドを示す要素、短い見出し、顧客に最初に理解してほしい主なメッセージを置いてください。二次的な説明や詳細は、この最初の面から外します。
同梱カードの裏面には何を載せるべきですか?
裏面には、表面を補完する役立つ続きの情報をひとつ置きます。例えば、お手入れ、セットアップ、サポート、再注文、条件、URL、遷移先を明記したQRコードです。現在有効で必要な情報だけを記載してください。
表面と裏面は同じ見た目にすべきですか?
関連性は必要ですが、同一にする必要はありません。配色、書体システム、余白のルール、視覚モチーフを共通にしながら、内容の優先順位は各面で変えます。
主な行動喚起を表面に置いてもよいですか?
はい。その行動を促すことがカードの主な役割である場合です。ブランドの認識や感謝を先に伝えるなら、行動喚起は裏面に置き、表面から短く予告します。
両面を印刷する前に何を確認すべきですか?
最終的な実物サイズで両面を見直し、読む順序と、名前、URL、コード、説明、条件をすべて確認します。そのうえで、サイズ、向き、塗り足し、安全域、素材、色、ファイル要件を選んだ印刷会社に確認してください。
出典の確認
両面という形式をどう確認したか
Averyは同梱カードに表面のみ、または表面と裏面を印刷する選択肢を示しています。VistaPrintは同梱カードの片面・両面印刷を挙げ、製品の選択肢として両面を表示しています。MOOは同社のポストカードが両面仕様であると明記しています。これら各社の製品情報は、両面カードが実際に存在する印刷形式であることを示します。ただし、本文の情報階層フレームワークを裏付けたり、MARKFOLDSを推奨したりするものではなく、コンバージョンに関する主張の根拠にもなりません。
- Avery:カスタム同梱カード(英語資料)
- VistaPrint:同梱カード(英語資料)
- MOO:Originalポストカード(英語資料)
両面を制作する
両面の役割をひとつのビジュアルシステムにまとめる
MARKFOLDSは、EC向けカードや商品同梱カードをデザインするWebベースのワークフローです。統一感のある表面・裏面のデザインデータも扱います。印刷会社ではなく、実物の仕上がりや事業上の成果は保証しません。MARKFOLDSの現在の機能と納品条件(英語ページ)を確認し、製造要件は選んだ印刷会社に相談してください。
デザインツールを開く(英語の製品ページ)
カード制作の流れを読む(英語ページ)
